ハーレーは新たに開発することで進化し続けている

ハーレーエンジン

ハーレーと言えば誰もがその名を知るバイクの有名メーカーですが、長年にわたって愛されつづけているのには理由があります。常に新たに開発する精神を持ちながら、ハーレーは進化を遂げているからです。

2017年モデルには、新型エンジンのミルウィーキーエイトが搭載される予定で、多くのファンから注目されています。ハーレーの歴史は、1903年に自転車用エンジンを開発したことからスタートします。

ウィスコンシン州ミルウォーキーで、幼馴染だった2人の若者が自らの手で乗り物を造ろうと思い立ったのがきっかけでした。その後、2人を加えて1901年に会社を創立し、1903年に1号機が完成します。1号機は自転車のフレームを改良して単気筒エンジンを搭載したものだったのですが、1909年にはVツインの原型となるエンジンを作ることに成功します。

1911年には排気量1000ccのエンジンを作ることで大幅にパワーアップし、1929年に入るとフラットヘッドエンジンが完成します。そして1936年から1947年にかけてナックル・ヘッドというオーバー・ヘッド・バルブと1カム方式を採用したエンジンを作ります。

その後、ツインカムを構築することでエンジン性能が急成長し、改良を重ねることになります。

2017年に発表されたミルウィーキーエイトは、新型エンジンとしては実に16年振りの登場となりました。非常に長い歴史を持つハーレーですが、今もなお進化し続けています。