ハーレーが進化で目指す道は電動

電装品

エンジン駆動のハーレーは、バイクを代表するブランドで、バイクといえば思い浮かべられるほど有名です。一方では、頑なに独自の価値観を守り、基本的な部分が変わらないことから、安定した一定の支持を得ている側面もあります。

しかし、そんなハーレーも進化を始める時が訪れ、2016年には5年以内に電動バイクを実現すると発表して衝撃を与えています。電動はバイクメーカー共通の可能性で、進化を目指すどのメーカーも開発に挑戦している技術です。

ただ、バイクは車に比べると車体の積載空間が限られますから、ある程度の空間が必要なバッテリーに関して不利だといえるでしょう。

その制限に挑戦しようとするハーレーは、まさにバイクの王者に相応しい姿で、往年のファンからも注目が集まっています。駆動音が静かで排気ガスが出ない、それはバイクに力強さを求める層にとって、想像とは掛け離れたイメージになると考えられます。所が、近年のハーレーは従来とは異なる傾向で、時代に合わせて進化しようとしていますから、これまで敬遠していた人達にも、注目に値するだけの変化が起こると想像出来るはずです。技術が確立し商品化を達成しても、全ての商品が置き換わるとは限りませんが、普及して当たり前になることで、ブランドの新しいイメージが定着するその可能性に繋がるでしょう。