水冷ハーレーの進化形ストリートロッド

ホイール

水冷ハーレーのストリート750がより進化し、2017年3月にモーターショーで発表されたのがストリートロッドです。車体が若干高くなって引き締まり、よりレーシーなスタイルに変身になっての登場です。

ハーレーファミリーの中では、カフェレーサータイプのモデルとして独自の流儀を貫いています。たとえばカフェレーサーといえば、左右に垂れ下がるようなセパレートハンドルやバックステップのポジションとなるのが特徴ですが、ロッドの場合は真一文字のドラッグバーに、ニュートラルなミッドコントロールステップとなっています。そのスタイル的には1970年代に登場したXLCRを彷彿とさせます。

その他の特徴としては、フロントフォークが近年の多くのハーレーに見られる独立型が採用され、ブレーキはダブルディスクブレーキ、ホイールサイズは17インチとなっています。搭載されるエンジンはノーマルと同様、排気量749ccの水冷Vツイン・レボリューションXですが、パフォーマンスがノーマルを遥かに上回ります。

性能面での評価はノーマルに比べて非常に高くなっているのですが、価格は数万円のアップにおさえ、最も安いタイプで107万円からとなっています。