街乗り向けも登場!ハーレーは進化しています

ハーレーダビッドソン

世界的に有名なハーレーには、無骨で重量が重く、高価というイメージがつきものでした。アメリカでは殆どの家庭で持っていた歴史がありますが、日本の高品質で軽く、お手頃なバイクが普及し始めた途端、急激にシェアを落としてしまった経緯があります。今でもその傾向は強く残っていますが、危機的状況であったハーレーは進化を遂げる形で、人気復活の兆しが見え始めています。

進化として、街乗り向けのモデルが登場したことがあげられます。従来のモデルは広い道路を颯爽と走り抜けるような、ツーリング向けのものでした。かっこよく乗り回すイメージが強かったものの、街の中でも軽快に乗りこなせる、お手軽感の強いモデルが注目されています。1200ccのような大型モデルではなく、883ccや750ccくらいで取り扱いやすいモデルが出てきました。

見た目の重厚感はそのままに、取り回しがしやすい軽量なモデルが登場したことから、日本での人気が高まっています。やや小ぶりなバイクであることからアメリカでは女性などの一部の人が利用するイメージが強くなっていますが、アメリカ人に比べて小柄な日本人には女性だけでなく男性にも使いやすく、魅力的に映る存在として重宝されています。