進化を続けるハーレーの性能とは?

ハーレーエンジン

大型バイクの代表格にして、ライダーにとって永遠の憧れとも言えるハーレーダビットソン、その性能は1903年の第1号機開発から現在に至るまで留まる事無く進化を続けています。

第1号機は排気量400cc強と大型バイクからは程遠いものでしたが、1911年、そこから10年を要さずに早くも1000ccのエンジンが開発されます。その後も現在も変わらぬ人気を誇るフラットエンジンの開発等着実な進化を続けてきましたが、1984年のエボリューションの開発によって排気量が大幅にアップされた上、その設計にコンピューターが使用された事も追い風となりハーレーの耐久性や信頼性は飛躍的に向上する事となりました。

さらにその後は走行の際のバイクの高速化や環境に配慮した排気ガス対策、さらに近隣住民への騒音対策等様々な問題を考慮して開発されたツインカムも発売。これによりエンジンの性能も急成長を遂げることになります。さらにツインカムは年を追うごとに大型化、それに比例する様にハーレーの大型化も進み結果的にツインカムの開発はその後の大排気量バイクが次々登場する先駆けとなったとも言えます。

そして今年2017年、新型エンジンとしては16年振りにミルウェーキーエイトが登場、史上最大の排気量、1753ccを誇るエンジンです。

100年以上もの歴史と伝統を持ち今尚進化を続けるハーレーダビットソン、今後も目が離せないと言えるでしょう。