進化するハーレー、高馬力ソフテイルスリム

ハーレーダビッドソン

ハーレーダビッドソンの大型ファミリーのひとつ、ソフテイルは、「ソフト・テイル」の文字通り、リアフレームに組み込まれた見えないサスペンションで、快適な乗り心地を楽しむことが出来るファミリーです。大排気量のビッグツインを搭載するだけでなく、ソフテイル専用の、乗り心地に特化したエンジンを使用されてきた、パワフルであるけれども、快適という魅力を生み出してきました。

ソフテイルの外装は、古き良きハーレーダビッドソンを思い起こさせる姿をしています。その姿はそのままに、巨大な1801cc排気量というモンスターエンジンを積みこんだのが、ソフテイルスリムです。本来、このエンジンは「CVO」という特別モデルにしか使用することはなく、数あるハーレーバイクの中で、一番の排気量を誇るCVOの代名詞とされてきました。ソフテイルスリムは、バイクとしての基本性能はソフテイルを保ちながら、エンジンのみ、その特別モデル搭載して進化した怪物です。

カスタマイズするだけでもとてつもない進化を生み出すハーレーダビッドソンですから、そのエンジンを丸ごと巨大なものにしてしまえば、そのポテンシャルは計り知れません。オリーブゴールドデニムが鈍く光る、バイク上級者に乗りこなしを挑んでくるじゃじゃ馬です。